リオハとバスクを訪ねる旅46(参事会教会@サンティジャーナデルマール)
参事会教会に入ると最初に目に入って来たのが石棺でした。
補修した跡や貼りついた苔、崩れ落ちた角に経てきた時代を感じます。
お隣には至ってシンプルな石棺?にしては細すぎるような感じがしますが置いてありました。
お隣には至ってシンプルな石棺?にしては細すぎるような感じがしますが置いてありました。
祭壇ですね。
これもかなりの時代ものという雰囲気です。
回廊の方へと行きます。
西側。
柱頭部分の彫刻は保存状態がいいとは言えませんが、
彫りこまれた動物の形の丸みといい、施された装飾が、まさにロマネスクそのものです。
彫りこまれた動物の形の丸みといい、施された装飾が、まさにロマネスクそのものです。
恐らく聖書の一場面を表したもの。
羽根がついているので天使かな。着衣のひだまで彫り込まれています。
細かい模様は職人さんの緻密な作業によるもの。
もちろん手彫りですから凄いです。
向かって右の動物らしき珍獣を剣で刺しているところのようですね。
もちろん手彫りですから凄いです。
向かって右の動物らしき珍獣を剣で刺しているところのようですね。
回廊の間から見える青空が眩しかったです。
表情も同じようでひとつひとつ違うのです。
彫刻についてはの説明書きの掲示板やパンフレットがある教会もあるのですが、
ここはなくて残念です。
ここはなくて残念です。
蔦の葉っぱが色づき始めていました。
続きます。
(2019年10月13日午後)
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<おまけ>
アレンジです。
今回は枝物がユーカリだったのでクレッセント(三日月形)で活けました。
ユーカリの枝は柔らかいので湾曲に曲げやすいのです。
ユーカリとしては可愛らしい葉っぱで邪魔にならない感じが良かったです。
ユーカリの枝は柔らかいので湾曲に曲げやすいのです。
ユーカリとしては可愛らしい葉っぱで邪魔にならない感じが良かったです。
この記事へのコメント
珍獣を剣で刺しているなんてあまり見られない構図かと思われます。
三日月型の生け花、こういうバランス好きです^^
隣同士なのに向かって左側は結構崩れているのに対し
右側はそんなでもないですよね。もしかしてすぐ上にある
窓から雨風が入ってきてほんのちょっとの位置の違いで
こうなってしまったのかなと。
柱の彫刻もしっかり残っているものもあれば、微妙に削れている
物もあるので、保存作業頑張って欲しいですね。
彫刻も見事!
そして彫刻、なんとなくかわいらしい感じ。
世界史の授業で習ってるはずなんだけどなあ...
近所の方に剪定した枝を分けてたんですが
いきなり枯れて、先日伐採しました><;
教会内部、しっとりした空間の感じです?
柱頭部分の彫刻、色々あり!!
彫刻のデフォルメされたプロポーションが時代性を感じます。
空きの空間少ない造形は、日本の木工彫刻に類似している印象。
アレンジ、ユーカリの枝は面白い試み!!難しそうですが・・・
爽やかな香りがしそうです?多分!?(=^・ェ・^=)
ここの柱は葉の上に彫刻まである素晴らしいものです。
初めて見たかも?。
凄いものですね。
遥か昔にそういう技術があったことにも
驚きです。
中世盛期に建てられたロマネスク様式の教会は、
特徴的な回廊やその柱頭に施された装飾など、
kuwachanさんが惹きつけられる要素が満載ですね(^^)
柱頭の彫刻をひとつひとつ見て回るだけで、
すぐに時間が流れてしまいそう☆
でもその時間が惜しくもあり、楽しくもあり
ってところですね。
季節のアレンジ、
花は薔薇くらいしか名がわかりませんが、
落ち着いた色あいの花たちが、
晩秋から初冬にかけてのイメージにぴったりですね。
背が低い生け方によって、
ユーカリの伸びやかさが印象的に感じます(^^)
お花もいつもゴージャスですね^^。
時代がたっても色あせない
素晴らしいですね。
底抜けの青空ヽ(^。^)ノ
湿度の低い欧州旅行の,
醍醐味ですね♬
昔の人は皆スリムだったのかな?
しかし、柱の彫刻も凄いね(^▽^;)
時の流れを感じるよ。祭壇も、この祭壇前に色んな人が居たんだろうなあーなんて、想像しちゃうね^^
美術館では味わうことができないね。
この目でじっくりと鑑賞したいです。
柱頭の彫刻、限られたスペースに見事に表現していますよね。
♪こんちゃんさん
物語ではなく植物の葉っぱのような場合もありますが
何かしら彫ってあります。
♪ma2ma2さん
そうですね。
お花屋さんもクリスマス~お正月にかけて
一番のかきいれどきとなります。
♪みうさぎさん
10月中旬位だったので、紅葉のしはじめだったのでしょう。
逆光だったのでとても綺麗に見えました。
ありがとうございます。
♪hanamuraさん
この柱頭が彫られたのは恐らく10世紀~12世紀。
だから石なのでしょうね
そうです。教会も宗派によって違いますね。
東と西にも分かれていますし。
♪kyonさん
石棺は遺体がそのまま納められているのが普通ですからね。
細かい彫刻がホント凄いです。
ありがとうございます。
♪テリーさん
柱頭の彫刻、一つ一つ丁寧に彫られているのが
ひしひしと伝わってきました。
フリータイム中に見学したので
焦らず撮ることができました^^
♪kick_driveさん
同じような石でも崩れやすかったり崩れにくかったり
微妙に違うのでしょうね。
想像ですが、彫るときに失敗して傷ついたりすると
やっぱり崩れやすくなったりするのではないでしょうか。
色が白っぽいのは修復したのかもしれないです。
♪ChatBleuさん
建物の中はひんやりしていました。
日本のお寺もそうですが、
大聖堂とか教会って大体涼しいです。エアコン無しで。
彫刻は見応えありました。
♪ふにゃいのさん
蔦の葉がちょうどいい感じでした。
その可愛らしさがロマネスクの特徴です^^
♪YAPさん
ロマネスクはよほど専門的な教科書でない限り
出ていないのではないかと思います。
この後のゴシックほどメジャーではないので。
♪くまらさん
そうですか、それは残念!
香りがいいですよね。
でも、珍しいわけではなく
庭の木って突然枯れることあります。
うちでも何回か経験ありますよ。
♪旅爺さんさん
それは、時代が進んだからでしょうね。
そうですか?
きっとどこかでご覧になっていると思いますよ。
ロマネスクの丸みと素朴さが残る柱頭の彫刻、可愛く感じますが、彫るのは大変な作業でしょうね。
生け花、素敵な形ですね~クレッセントですか、なるほど!
ユーカリは生け花を習っているときに何度か生けましたが、香りがさわやかですね^^
人物も生き物も表現利豊か。この限られたスペースにギュッと物語が詰まってて^^。
回廊の間から見た青空と、向かいの柱の並びとアーチがまたいい感じ。
お花のアレンジもなんてかっこいい。弧を描く流れ、動きがありますね。
ブルーのイガイガ、エリンジウム、好きな植物の一つです♪
一つ一つ見ていたら、一日が終わってしまいそう^^
ストックは今が季節ですね
ユーカリも入れて素敵なアレンジメントです☆
教会はほとんど修復をせず当時のままの状態で現在に至っている
感じがしないでもなかったです。
柱頭の彫刻は、丸みを帯びたデフォルメされた形が
ロマネスクっぽいですよね。特徴がよく出ているなと思いました。
コアラが大好きなユーカリの枝はためやすいので
よくこういった曲線的なアレンジの時に使います。
♪yoko-minatoさん
そうですよね。
現代のような工具がない時代に
よくこんなに細かい彫刻ができたなと思います。
♪あおたけさん
はい、参事会教会、私の大好物がてんこ盛りでした~^^
外から隔絶された回廊の静かな空間もいい感じでしたし、
柱頭の彫刻も見応えがあって、何度も行ったり来たりしてしまいました。
そういえば、お花の名前書いていなかったですね(^^ゞ
姉に確認しようと思っていて忘れていました。
ピンク色のがストック、エンジ色のはスプレー菊、ブルースターに
トゲトゲのは瑠璃玉アザミかなと思ったのですが
Inatimyさんが書いてくださっていますがエリンジウムですね。
緑がスプレーバラ エクレールかな?
♪Jetstreamさん
自分でこの記事を書きながら、1年ほど前に行ったのに
もっと時間が経っているような感じがします。
今はいつ行けるようになることやら、ですね。
♪nachicさん
時間を忘れて見とれていました(笑)
ありがとうございます。
今はアレンジをしている時間が
息抜きの大切な時間になっています。
♪八犬伝さん
風化している部分もありますが
1世紀近く経っても残っているのは
石の彫刻ならではですね。
♪まこさん
夏から秋にかけて、ヨーロッパの空は本当に青いです。
乾燥しているからでしょうね。
自分で見たままを綺麗に写真に残せないのがツライところです。
♪英ちゃんさん
昔の人は全体的に現代人よりも小さかったように思います。
今のように食べ物が豊富ではないですし、衛生面もよくないし
住宅環境も厳しかった違いありませから。
でも、ここまではスリムはないと思いますけどね(笑)
♪リュカさん
新しいものには古いものだからこそ醸し出される雰囲気がいいよね。
数え切れない人がこの祭壇の前で祈ったわけで
それを自分が目の前にしていると思うとすごく感慨深い。
♪ゆうみさん
柱頭の彫刻、保存のために美術館に引き取られて
展示されているのを見たことがありますが
やっぱりその場所で見るのが一番ですね。
槍など装飾品などを一緒に入れておくもの?
古い教会ならでは醸し出される雰囲気がいい感じでした。
本当にそう思います。石の彫っていくわけですから一発勝負ですよね。
職人たちの技術の高さを物語っていますよね。
ユーカリ、私もアレンジを習うようになって使うようになりましたが
爽やかな香りが好きです。
♪Inatimyさん
ロマネスクの柱頭彫刻、虜になってしまいました^^
可愛らしさもありながらグロテスクな雰囲気もあって
そう、表情が豊かなんですよね。のっぺりしているのに(笑)
あのスペースによく詰め込めるなと思います。
回廊も魅力的な場所です。
ありがとうございます。動きを感じてくださって嬉しいです。
♪vivianeさん
素晴らしい彫刻でした。
ここは座れなかったですが、回廊のところに座って眺めるのが
好きです。時が経つのを忘れます。
ストックって年中あるので季節感がないですが
今なんですね。知らなかったです(^^ゞ
ありがとうございます。
♪響さん
細いのは何を入れていたのでしょうね。
なるほど~装飾品は考えられますね。