リオハとバスクを訪ねる旅22(美食の街 サン・セバスチャン2)

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ブレチャ市場を後にして、両側にバルが立ち並ぶ道を歩いて行きます。
黄色い袋はどうやらごみ袋のようですね。


開店前のバルをウインドウ越しに覗くと、ピンチョスが綺麗に並べられていました。


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10月だったので果物屋さんの店先には栗やくるみが出ていました。


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車がびっしりと駐車していましたが、ここは憲法広場で、
かつては闘牛会場としても利用されていたとのこと。


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建物は、かつては市庁舎で現在は図書館になってるそうです。



アーケードの下のところの扉に、闘牛場として使われていたときの絵が描かれていました。
映り込みがあって見難いですが、建物が昔も今も全く同じです。


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天井近くに可愛らしいお人形さんの飾り付けてです。


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お土産屋さんかな?


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前日に訪れたフレンチバスクのアイノアで見たものと同じ、卍に似たバスク十字の「ラウブル」です。
現在ではスペインとフランスと国が違うものの、バスク地方独自の文化や風習があるのでしょう。


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向かって右のウインドウの上にある数字は、かつて闘牛会場として使われた時の席番だそうです。

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サン・ビセンテ教会。(追記:16世紀、ゴシック様式の教会)

スペイン独立戦争中の1813年8月31日、ナポレオン率いるフランス軍とイギリス、ポルトガル連合軍が、
サン・セバスチャンで対戦、その際にサン・セバスチャンは戦火に見舞われて焼け野原に。
その火災の被害を免れた少ない建物のひとつとのことです。

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入口には、朝一番で訪れた大聖堂の入り口の十字架を作成したチジーダ氏(現地のガイドさんは
チリダさんと言っていました)の作品が置かれていました。


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おそらくこの方が、サン・ビセンテでしょう。

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教会の内部です。

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屏風のような祭壇が見事でした。


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パイプオルガンはフランス製。

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ステンドグラスが綺麗でした。
薔薇窓。中央部分に聖母マリア。(トリミングしています)

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中央に、イエスキリスト。周囲は12人あるので十二使徒?

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サン・セバスチャン、旧市街散策、もう少し続きます。



(2019年10月10日午前中)

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<おまけ>


今うちの庭で満開なのは紫蘭。
特徴は舌のような部分がピロピロしているところです。


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アイリスの締めくくり。

黄色も咲いて華やかな雰囲気に。


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これで春~初夏にかけてのお花はほぼ終了。
これからは夏野菜が主流になります。


この記事へのコメント

2020年05月12日 23:26
ステンドグラス 本当に綺麗ね。
真ん中が聖母マリア様
母あってキリストさまありってことなのかな?
2020年05月13日 05:26
クルミは果物屋さんで売っているんですね。
2020年05月13日 05:59
何処の国へ行っても風景や建物に市場や食事など楽しめますね。
リオハとバスクも建物はフランスその者ですね。
コロナが流行る前に行ってよかったですね。
2020年05月13日 06:07
石造りの建物 物言わぬ威厳がありますね^^
そして実に美しいステンドグラス☆☆☆
2020年05月13日 06:42
夏野菜楽しみですね。家では枝豆と中玉トマトが芽吹いています。^^
2020年05月13日 06:58
パイプオルガンの手前の柵のくるくる装飾もいいなぁ。
お庭に紫蘭の群生とは・・・素敵^^。 すごくいい色ですね。
アイリスもカラフル♪ 黄色と紫、補色って映えて賑やか。
2020年05月13日 08:13
秋は収穫の季節。
果物もおいしいものがたくさんありそうです。
果物くらいだったら、旅行客でも買いやすいですね。
2020年05月13日 09:08
ステンドグラスはキリスト教から生まれた物ですね!
教会の雰囲気が出ていますね。
2020年05月13日 09:49
ステンドグラスとか教会の内装が素晴らしいですね。
これは日本にはない。
野菜を売っているところの雰囲気も、いかにもって感じです。
あ゛ー、アイリス。ほんっと、アヤメ科一族はさっぱりわからん‥‥。
2020年05月13日 14:57
ステンドグラスとパイプオルガンは定番ですが、立派で歴史の重みを感じます。!(^^)! 海外へいきたい! (´;ω;`)ウゥゥ
2020年05月13日 19:48
こんばんは。黄色の袋にごみを入れて出すのは現地の方には
当たり前でも観光客から見るとガッカリですね。
と言う事は日本人のゴミ出しも外国の観光客から見ると
ガッカリなのかな?ゴミは永遠の問題ですね。

我が家の玄関先にも紫蘭咲いてます。鮮やかな色ですよね。
2020年05月13日 20:08
こんにちは。
闘牛場から憲法広場で、現状?駐車場はもったいない感じです。
市庁舎から図書館は良い使い方ですね。
サン・ビセンテ教会、内部は絵画のような雰囲気!!
素晴らしい彫刻と彩色で華やかな空間ですね。
ステンドグラスも色鮮やかで、幻想的なデザインです!?(=^・ェ・^=)
2020年05月13日 20:39
繁華街に立ち並ぶバル、
日本でも流行ったスペインバルの
まさに本場ですね(^^)
まだオープン時間前で、
ピンチョスをウィンドウ越しに覗くのが
ちょっと残念?(笑)
サン・ビセンテ教会の外観は
壁を直角に組み合わせたような造りが印象的で、
武骨な要塞のようにも見えます。
絢爛な祭壇がまた見事ですね☆
2020年05月13日 22:31
屏風のような祭壇もパイプオルガンもステンドガラスも
お金かかってるなぁ
日本の城と同じように豪華さが権威になるのかな?

シラン 知らん イメージして変な名前と思ってたけど
紫蘭なんだ 納得 あぁ恥ずかしや(^^ゞ
2020年05月14日 11:35
ステンドグラス、意外と写真撮影が難しいですが、どれもとても美しくて感動しました(^_^)
2020年05月14日 15:17
祭壇、パイプオルガン、ステンドグラス、どれも見事です
丁寧にみていると時間が足りなくなりますね
2020年05月14日 19:54
初夏の花終了ですか?
次回は紫陽花とかからスタートかな?
夏野菜が美味しい暑さになって来ましたね。
2020年05月14日 23:02
このお土産ってもしテンション上がって買ったとしたら
絶対寝室に置けない
2020年05月15日 06:07
外国のどの国でも果物は売られているのを
見かけますが味はどうなのでしようね。
日本の果物ほどおいしいものはないのではと
感じていますが・・・
2020年05月15日 14:17
この教会のステンドグラスは、キリスト受難の絵が描かれていないのでしょうか?明るい内容ですね。
2020年05月15日 15:19
ピンチョスだ〜〜〜!
こういうの食べてないなあ〜(笑)
見てると外食してくなってくるね^m^
2020年05月16日 11:48
向きは違うけど絵と写真の建物
ほんと一緒ですね。
本場のバルでピンチョス食べたいな。
2020年05月17日 00:48
♪ゆうみさん
ステンドグラスの色が綺麗でした。
マリア信仰が強い地域なのかもしれないですが
そうですね。母あっての子ですから。


♪takenokoさん
日本では栗は売っていていもクルミは売っていないかもしれないですね。


♪旅爺さんさん
バスク地方の人たちは
スペインもフランスもないのかもしれないですね。
はい、行けるときに行っておいてよかったです。


♪獏さん
石造りは重厚感がありますよね。
ステンドグラス、綺麗でした。


♪のら人さん
冬は虫の心配がないので楽ですが
夏は虫にやられる確率が多いのが心配です。
ゴーヤ、ミニと中玉トマト、シシトウ、オクラを植えました。


♪Inatimyさん
サン・セバスチャンは街灯のくるくる装飾もいい感じでしたよ。
紫蘭は何もしなくても毎年咲いてくれるので
庭のお花としてはとっても優秀です。
うちの庭はそんなのばっかり植えていますが(笑)


♪YAPさん
果物は買いやすいですよね。
ただ、スーパーでは要注意です。
量り売りの場合、自分で計らなくちゃいけないのです。


♪ma2ma2さん
そうですね。
元々は字が読めない人のために
聖書を描いたのが始まりと聞いたことがあります。


♪ChatBleuさん
宗教(キリスト教)が力を持っていたことの証拠ですね。
そのおかげで素晴らしい文化や芸術も生まれましたからね。
歴史が違います。


♪Jetstreamさん
比較的新しい時代のものよりも、
ゴシック位のものが重々しく荘厳な雰囲気がありますね。
こんな時代がやって来るとは思ってもいなかったです。


♪kick_driveさん
時間が悪かったですね。
現地の日常生活がわかった点では非常に興味深かったですよ。
ゴミ袋が黄色は目立つようにでしょうかね。
日本にはない色なので面白いなと思いました。
各国のゴミ袋の色をチェックしてみようかしら。
紫蘭の色は鮮やかで綺麗ですよね。


♪Boss365さん
旧市街は車が入れるところが少ないので
時間帯によって駐車場として利用しているのかもしれないです。
記事に書くのを忘れてしまったのですが
サンセバスチャンでは一番古い教会のようです。
それだけに戦火を免れたのは大きいですね。


♪あおたけさん
この時間はバルが開いている時間ではなかったので
まだ活気はなかったですが、サンセバスチャンで一番の
バルが集まっている場所とのことでした。
このがっしりとした建物だからこそ
焼け残ったのかもしれないですね。
本当に見事な祭壇ですよね。


♪snowさん
宗教の力が大きく(国王以上だったかも?)
教会は当時の最高のものが集結していましたからね。
どれもが当時の最高傑作に違いないです。

そう、漢字の名前の通りなんですよ。
カタカナで書いてしまうとイメージが湧かないですよね。
2020年05月17日 01:02
♪ぼんさんさん
ありがとうございます。
ステンドグラスの色合いがはっきりしていたので
思った以上に綺麗に写っていました。


♪koh925さん
そうなんですよ。
ツアーはそこが辛いところです。


♪響さん
そうなんです。そろそろ紫陽花が・・って感じになってきました。
ある程度の暑さがないと、夏野菜は成長しないので
野菜たちにとっていい気候になってきました。


♪くまらさん
えっ、香りが心配ってことかしら?
心配ないですよ。
真空パックにしてくれていたので。


♪yoko-minatoさん
ヨーロッパでは、果物もお野菜も
見てくれは悪いですが
日本の物よりも味が濃いと思います。


♪八犬伝さん
時間があまりなかったので
私が写すのを忘れただけかもしれないです。


♪リュカさん
私も全然食べてないよ~(笑)
最近息抜きの場がなくて、ストレス溜まるぅ。



♪ふにゃいのさん
向かい側にも同じ建物が建っていて
私が写真を撮った方向とは
逆から見て絵を描いたのだと思います。
夜はバル巡りしました^^